百貨店系クレジットカードポイントを有効活用する為の話

百貨店のクレジットカードポイントには2種類のものがある。百貨店独自のポイントとクレジットカード会社のポイントだ。百貨店独自ポイントは還元率が高いのが一般的。両方のポイントがつくもの(クラブ・オン・カード《セゾン》、「クラブキュウポイント」TOPカードなど)、百貨店独自ポイントに一本化されているもの(タカシマヤカード、大丸ポイントカードなど)など様々あるが、ここでは実質還元率を表すことで対等条件で比較できるようにしている。

百貨店系クレジットカードポイント特徴相関図

名称

タカシマヤカード

(高島屋)

クラブ・オン・カード《セゾン》

(西武百貨店・そごう)

三越カード

(三越)

大丸カード

(大丸)

TOP&ClubQカード

(東急百貨店)
発行会社 高島屋クレジット 西武百貨店、クレディセゾン 三井住友カード 大丸クレジットサービス 東急カード
一般カード年会費 2,100円(初年度無料) 無料 2,100円(初年度無無料) 1,050円(初年度無料) 525円(初年度無料)
独自ポイント有効期限 最長1年 最長2年 なし 最長約25ヶ月 最長2年
実質還元率(独自ポイント) 高島屋:8%
一般加盟店:0.5%
西武・そごう:2%
一般加盟店:つかない
なし(その場で5%割引) 大丸:5%
一般加盟店:0.5%
東急:3%
一般加盟店:つかない
百貨店独自ポイント付与 高島屋:100円→8p
一般加盟店:200円→1p
西武・そごう:1,000円→20p
一般加盟店:つかない
なし 大丸:100円→5p
一般加盟店:200円→1p
東急百貨店:100円→3p
一般加盟店:つかない
クレジットカードポイント付与 なし 1,000円→1p(永久不滅ポイント) 1,000円→1p なし 1,000円→2p(最長3年)
独自ポイントを使う お買い物券に交換
ANAマイルに交換
お買い物券に交換 なし お買い物券に交換
JALマイルに交換
お買い物券に交換
宿泊券、JALマイル
独自ポイントの特徴 年会費はやや高いものの還元率8%は非常に魅力的。年数回の特別優待期間はさらに2%アップ! 年間利用額の2〜5%を翌年3月にボーナスポイントとして加算。誕生月は1000円以上の買い物で1日に付き200P付与。年会費無料、但し食料品が還元対象外 現金、カードどちらの決済でもカード提示で5%割引。唯一の対象外は生鮮食料品。 前年利用額に応じて還元率が8〜10%にアップ。来店ポイントあり。ただし、大丸グループのみ使用可能と使用範囲は狭い。 前年の利用額に応じて還元率が5〜8%にアップ。特別機関は2%追加。

ポイントを移す

ココでは百貨店独自ポイントに的を絞る。独自ポイントは移行先がほぼマイレージと絞られる。なおかつ交換率が悪いため、どうしてもマイルが足りないときに移行させるだけにとどめよう。

高島屋例
移行前 移行先 損得
高島屋
2,000p
ANA
500マイル
高島屋
2,000p
高島屋お買い物券
2,000円
-
東急百貨店例
移行前 移行先 損得
東急百貨店
1,000p
JAL
300マイル
東急百貨店
1,000p
東急お買い物券
1,000円
大丸例
移行前 移行先 損得
大丸
2,000p
JAL
400マイル
大丸
2,000P
大丸お買い物券
2,000円
-
西武百貨店・そごう
移行前 移行先 損得
西武百貨店
2,000p
西武百貨店お買い物券
2,000円
-

食料品でも還元率の高いタカシマヤカード

百貨店での買い物は価格が高いものもありますが、やはり日常生活の買い物でポイントを稼げればさらにお得です。そこでお得となるのが以下の3カード。特にタカシマヤカードは生鮮品以外ならば食料品も8%還元と非常にお得です。

名称 タカシマヤカード
(高島屋)
大丸ポイントカード
(大丸)
「クラブキュウポイント」TOPカード
(東急百貨店)
生鮮食料品 1% 1% 2%
生鮮品以外の食料品 8% 1% 2%
セール品 1% 3% 1%
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